【全ては計画通り】戦略的なバズの生み方・思考法【クレメア氏の平成最後の夏休み】



あなたはもうしっかり読んだだろうか。
このnoteを。

クレメア氏(@cremea_tw )が書き上げた渾身のnoteです。
内容はもう説明する必要もないでしょう。これからの世界を生きて行くために必須になる考え方がわかりやすく凝縮された最高の完成されたnoteでした。

(※万が一クレメア氏のことを知らない人はこちらの記事をご覧ください)

それでは、なぜこの完成されたクレメア氏のnoteについてわざわざ僕が書いているかというと、時は遡って8月上旬のこと。
クレメア氏から一通のDMが急にきたのが始まりでした。

「あらかじめ分析記事??」

よくわからないままDiscordで電話をしたところ、内容はこうだった。

  • これから大きな企画をぶち上げる。
  • その企画の分析記事をあらかじめ書いて欲しい。
  • 他者評価という点でのクレメア氏の企画を評価してもらいたい

なんだそれ。面白すぎんか。
ということで結成されたのが、このグループ。

いやぁ、さすが、策士クレメア氏ですねえ。

そうなんですよ。僕もクレメア氏の裏側を全部知っていて、裏側から分析していたのですよ。
今日は今回の企画について全部公開します。

ずっと知らないフリをしてたんです。
言いたかった〜。笑

それではいきます。

クレメア氏の平成最後の夏休み裏側
楽しんでいってください。

 

クレメア氏が仕掛けた2つの起爆剤について【平成最後に考えた彼の祭りとは】

彼がここまで大きなインパクトを残せた理由が僕は2つあると思っています。

  1. 人の巻き込み方が上手かった
  2. 計画的にバズの生み出していた

一つずつ解説していきます。

①人の巻き込み方

まずこの話をする前に2人の素敵な凄腕デザイナーを紹介します。

moneさん(@mone_creator )

ブログを見ていただけばすぐにわかるデザインの腕の高さ。(こちらがブログです)
moneさんがブログの図解を担当しています。

 

いちげさん(@booichiro )

圧倒的なデザインスキルを持ち登場当時から異色な雰囲気を放っていました。(ブログはこちら
いちげさんがヘッダーデザインを担当しています。

ただのブロガーでは中々集めることのできない2人の凄腕デザイナーですが、

  • クレメア氏は何故集めることができたのか?
  • 何故この2人なのか?

ここを中心に裏側を分析していきます。

✔️技術へのリスペクト

クレメア氏からは本当の意味でデザイナーへのリスペクトを感じました。

この予告のブログ。
【予告】平成最後の夏休み企画!予算30万で無料note記事を作成してやるよ!【戦略エンターテインメント】

読んだ人がほとんどだと思いますが、この記事もとても豪快に見えますがとても繊細に作られていまして。

  • 徹底的なデザイナーへの配慮
  • ペルソナ作成へのこだわり

が徹底的になされたものとなってました。

後半(下記)を特に読んでもらえたらわかると思うのですが、非常に丁寧に言葉を選んで構成されています。

  • デザイナーさんが日々どんな葛藤を抱えて仕事をしているのか。
  • 自分の文章を読んだ人がどんな気持ちになるのか。

徹底的なデザイナーへのヒアリングのから生まれたこの文章は技術職の方へのリスペクトに溢れていました。

だって、ここまで考えて、調査して文章作る人はなかなかいないですよ。
まあデザイナーとコラボしようと考え付くのもなかなか珍しいと思うのですが…笑

ちなみに、クレメア氏はmoneさんやいちげさんにかなりヒアリングを入れていました。

こうした戦略性があってはじめて、
異業種の人たちとのコラボレーションが成功しているわけです。

✔️ストーリーを語る

また、ストーリーを語る力が本当にすごい。
不思議と人を巻き込む吸引力を彼は持っていました。

話をしているうちに段々とやる気になってくるんですよね。

クレメア氏はおそらく、大事なことを人に伝える際は、電話などで「直接話す」という手段を取ることが多いでしょう。
情報の伝達の速さというのもあると思うのですが、声が「熱」を伝えることを知っているのだと思います。

想像して見てください。
このワクワクする企画を一緒にやりませんか?といわれる自分を。

いやあ。興奮しましたね。笑

クレメア氏自身でもいつも言っていますが、
「楽しいことをしたい」ということと
「どうしたら1番楽しくなるか」セットで考えています。

感じる→思う→考える→考える→考える→発言する

ちなみに今回moneさんといちげさんが選ばれたのにも理由があって。
まず大前提、技術力とコミュニケーション力、決断力、瞬発力があったというのはもちろんなのですが。

SNSをうまく使うブロガー寄りのデザイナーであるというのが大きかったと分析してます。
後ほど、企画をバズらせるという部分にも関わってくるのですが、2人ともTwitterのフォロワーさんの反応がかなり高い人なのです。

ブロガーに対しての理解がありつつ、Twitterにはファンがちゃんと付いている。
異業種の人たちを巻き込むという点で最高だったと思っています。

 

↓ [番外編] ちょっと可愛いクレメア氏 ↓
少し心が折れながらも、頑張るクレメア氏。萌え。

②計画的なバズの生み出し方

バズを起こすためには、必要なことがあります。

「企画そのものの面白さ」
「拡散のされ方」です。

クレメア氏は完全にこと2つを綺麗に抑えていました。
この裏側を紹介しましょう。

✔️企画そのものの面白さ

これに関してはいろいろ言う必要はないでしょう。
30万円の予算を使った無料の企画ですよ。

普通だったら絶対にやらないですよね。笑

でも彼はやってしまうんです。
当たり前ではない企画を作り上げていくんです。

お金かけて有料の面白いものを作成するのは普通に面白い

でも、

お金かけて無料で面白いものを作成したら超面白いやん!

というロジックで企画の軸を外していく。
いやあ本当に策士ですねえ。

また、面白さを面白く伝えるための努力も入念にしていました。

制作過程を公開していたのもそう。
こうやって僕に対してブログの執筆を依頼しているのもそう。

自分だけで完結させるものではなくて、全員で楽しめるようなお祭りを作り出すことに工夫をしていました。

  • どうやって人に見られるのか。
  • どのような魅せ方をしたら、より魅力的に映るのか。
  • どうしたら、もっと楽しくなるのか。

読者に共感してもらえる、面白いと思ってもらえる「ストーリー」にこだわれるからこそ、面白い企画が生まれたのです。

✔️拡散のされ方

拡散というのは下記の計算式で表すことができます。

拡散=インプレッション×共感

インプレッションは、単純な人に見られる機会を意味してます。
例えば、インフルエンサーに拡散されたり、共犯者を増やして計画的にRTしてもらったり。

つまり、物量的な拡散をさしています。

共感は、内容に関する人の反応を意味しています。
例えば、制作過程を公開することで作品への関心や期待値をあげたり、時代の流れ的に必要とされるものを文章化したり。

つまり、生み出した作品への反応の多さをさしています。

そもそもの作品が拡散されないと、人の目に届かない。
しかし届いたからとて、共感してもらわないと、作品としてクオリティが高くないと、拡散されないし、満足度は高くない。

なのでインプレッションと共感を両方追いかけないといけない。
クレメア氏は最初からここまで考えていたわけです。

僕が裏側で分析していて、クレメア氏がうまいなあと思って見ていたのが下記の3点です。

  • 事前の投稿で期待感を煽っているところ
  • インフルエンサーにしっかり根回ししているところ
  • 企画のことを忘れさせないように適度にリマインドしているところ

継続的に緩やかな花火を打ち上げていって、最終的にババン!と大きな花火を打ち上げるイメージです。

クレメア氏は最初によく考えてから行動を決める人です。
なので、絶対に最初にスケールさせていく方法は考えていたはずです。

具体的には下記がわかりやすいかなと思っていて、


Twitterの拡散に仮に3段階あったとします。

  1. 初期の反応
  2. 沢山反応しているから反応する
  3. とりあえず反応する

わかると思いますが、1つ目<2つ目<3つ目という順番でリーチが広がります。

人は無料が好きです。
有益な情報が無料で手に入るというのは、1番嬉しいのです。

そこの心情をうまく利用した魅せ方だったなと思っていて、

クレメア氏が今回やりたいことは、マネタイズではなくて信頼を作ること。

そう考えると、無料で公開することは必須なわけで、後はどうしたら拡散されるかが1番大事になってくる。

一見「100RT来ないと無料にならない!」という意識を煽る形に見えますが、紐解くと「無料で面白いnote書きたいから拡散してください」になるわけです。

RTというのは、Twitterの拡散方式の中で1番効果的な方法です。
そこ誘導していくこの1発は流石だなと思っています。

どこまで考えられて今回の企画が構築されていたか【裏側大公開】

ここまで、今回の企画が何故ここまで考えられていたかを分析してきましたが、
ここからはどこまでクレメア氏が最初から考えていたかの戦略の裏側を公開していきます。

ここまでは、今回のクレメア氏の企画がなぜここまでのインパクトを残せたのか、を分析してきました。
ここからは、クレメア氏の描いてきた長期的な戦略について分析していきます。

 

どこまで考えてるねん!!

というツッコミの用意はできていますか?
ではいきます。

長期的な計画と集中力

僕に初めて電話をしてきたのが、8月13日。
公開が8月31日。

では8月13日より前のツイートから少し考えてみましょう。

これが8月7日にされたツイートなのですが、
少なくともこの段階で僕が今この記事を書いているくらいのことは簡単に想像できていたのではないかと予想してます。

そして、今後の仮説も恐らく立てているはず。

クレメア氏は、点で物事を絶対にみない。
点と点を繋いだ線を辿り、面でみて判断する人です。

その後の推移を計測すると下記のようになります。

  • 〜8月11日:何か次の一手をやりたいな→note書くこと決める
  • 8月11日〜8月12日:noteで圧倒的に成果を出すためには?を思考&準備
  • 8月13日:行動(実際に人を集めて動き出す)

この間約3日くらいですよ。
早すぎ。

でも13日に僕がクレメア氏と電話した地点では長期的な戦略まで考えられていて、

  • noteという媒体で凝縮した濃い記事を書く
  • 異業種の人たちとのコラボレーション (まだ誰もやっていないこと)でパイを広げる
  • 通常だと有りえない企画(予算30万円をマネタイズしない)を実施
  • キーパーソンを巻き込むことで拡散力を増す
  • スケールさせていくかの戦略
  • あらかじめ用意した他者視点で自分の評価をあげる

上記を成し遂げられるストーリーも一緒にすでに決まっていました。

何度でも言いますが、今回の企画は
「偶然生まれたもの」ではなくて、
「再現性のある思考」から生まれています。

相変わらずやべえっす。クレメア氏。

クリエイティブへのこだわり

今回特に驚いたのが、
クリエイティブへのこだわりです。

先ほど紹介したこの予告のクリエイティブ。

実はめちゃめちゃロジカルな意味が込められています。
実際の会話がこちら。

ここまで計算されたデザインはありますか?
こんなんできひんやん。普通。

これを作成したいちげさん神
そして、これを引き出したクレメア氏やべえ

moneさんも、最初にデザイン案をそのまま使えるクオリティのものを2パターン出してきたり、
自らnoteを読み込んで紐解いたりと、

あぁ。本気で良いnoteを作ろうとみんなで力合わせてるんだな。

と本気で思えるこだわりでした。
気持ちが良かったです。

最後の物語の終わり方まで戦略

これ結局元々30万円の予算を使うという話をしていたと思うのですが、

moneさんが無料でいいです〜
いちげさんが無料でいいです〜

となった今、どうやって30万円消化するの?というところが気になりませんか。

安心してください。
クレメア氏は初めからここまでストーリーを立てて考えています。

今回の凄腕デザイナーのお二人。
現在ではサロンを運営する有名人になりました。

彼はそんな2人の支援をするそうです。
世界観を作る人へのスポンサーとして。

いやあ粋なお金の使い方が本当に好きな人だなって思いますね。

どうせ使うなら面白い風に使おう。
そんな思考が垣間見えますし、自分自身の提唱している

「世界観の作り方」への投資として

という意味合いもでき次に繋がる感じがしてさらに面白い こういう思考が、ただのお金を使う人をそれ以上に仕立て上げる「ストーリー化」の根本なのでしょう。

最後に今回の記事をあげる前にクレメア氏が書いていた記事 からの抜粋で終わろうと思います。

これからのクレメア氏の活躍から目が離せませんね。

 

おわり。

以上。まつ(@matsu_marketer)でした。

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【スペシャルサンクス】

クレメア氏(@cremea_tw )
ブログ→https://cremea.me/

mone氏(@mone_creator )
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いちげ氏(@booichiro )
ブログ→https://mercado-d.com/

 

【前回のクレメア氏の分析記事】

 

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ABOUTこの記事をかいた人

やりたいことなんてわからない! 書きたいことを書く!突き進んでいる間になにか見つかるはず! そう思いながら、日々もがいてます。 3年後。嫁とイケてる企業を田舎に作るため、生きる力を身につけてます。 本業は、アプリの企画と運営。 ディレクターとマーケターやってます。 グロースハックや、マネタイズなど何でも屋さんです。