
どもー。僕です。
下記のブログで扱っているのですが、「学習欲」が資質として凄いんです。
学習欲についてのブログ
なので、思いっきり勉強をしていこうと。
で、どうせ勉強するなら、将来の道に繋がるというか、Webマーケティングに関係する内容を勉強しようと。
ということで、何か勉強することを探していたのですが、
見つけました。
「行動経済学」という学問。
心理学的に観察された事実を経済学の数学モデルに取り入れていく研究手法である。
という感じのものらしいです。
多分本来は大学とかに行って、勉強したりする内容だったりするんだと思うんだけど、
いい感じに学ぶことができないかな、と。
そこで見つけました。こんな本。
『予想通りに不合理 (早川書房)』
これからこれをベースに話していきます。
楽しんでいってね!
Webマーケティングを考える

まず個人的に考える、「Webマーケティング」と「行動経済学」の関係性を話そうと思います。
Webマーケティングって、「人に伝えたいこと」を「どれだけ上手く伝えることができるか」
が大事だと思っているんですね。
つまり、「こちらの伝えたいことをどうやったら上手く伝えることができるか」が肝になると思うんです。
そんな中で僕が知っておくべき内容として思ったのが、
「ユーザーの気持ちとか考えていることとかってなんだんだろう」ということ。
ユーザーの気持ちがわからないと、こちらがどんなことを伝えたら良いのかわからないじゃないと思っていて、
そこをいい感じに操りたいなって。
こんな風に感じもらいたいな、というところを自分の好きなように操れるって強みだと思うんですね。
別に宗教的な話とか、詐欺的な話ではなくて、
僕の伝えたいことを最適化させたいわけです。
行動経済学って、さっき引用した通りで、
「経済学×心理学」
の学問です。
人って必ずしも論理的な行動をするとは限らず、
その非合理的な行動をどれだけロジカルに考えるか、ということが大切になってくるわけです。
そこを手にしてこそ、僕の成し遂げたい未来があるということで、
「行動経済学」を勉強していこうと思います。
では、いきます!
相対性の心理
人は相対的に物事を理解しがちです。
何故ならわかりやすいからです。
でも、その相対性が得てして人の判断の非合理にさせることがあるという話です。
人は、比べやすいものを比べ、比べにくいものを自然と選択肢から排除する傾向にあります。
だから、一見非合理的でも当事者的にはもっともらしい選択肢になってしまうということです。
ここで幾つか例を出して見ていきましょう。
例1:新聞の月額契約
あなたは新聞を契約しようとしているとします。
どのコースで契約しようか迷っていたら、下記のようなコースがありました。
- 新聞のみ 4200円
- 電子版のみ 8400円
- 新聞+電子版 8400円
あなたはどのコースを契約しますか?
例2:新婚旅行
ヨーロッパに新婚旅行に行くかどうかを迷っているとします。
どこかロマンチックな都市でゆっくりしたいと思っていてあと二つの都市まで絞ることができました。
その選択肢が下記です。
- パリ:朝食無料サービス付き
- ローマ:朝食無料サービスなし
- ローマ:朝食無料サービス付き
パリに行くかローマに行くか迷っていたあなたは、選択肢をみてどこに行くことを決めるでしょうか。
人は相対的に物事を考え、そして非合理的な決断をする

ここまでみてきてなんとなくわかってきた人もたくさんいると思いますし、
すでに「面白い!!」ってなっている人もいるのではないでしょうか。
ちなみに僕はこの本面白しろすぎて、ずっとニヤニヤしながら読んでました(キモい)
先ほどの例は、答えをいうほどのものでもないし、正解があるわけではないのですが、
例1だと「新聞+電子版 8400円」を購入する人が多く、
例2だと「無料の朝食付きのローマ」を選択する人が多く、
という結果になります。
人によるとは思いますが、新聞だけで良い人って結構いると思うんですね。つまり、新聞版も電子版も買わないといけない人って絶対そんなにいないはず。
でも新聞と電子版の両方がセットになっているものを購入してしまうわけです。
このロジックで重要になるのは、明らかに浮いている選択肢の2つ目の「電子版のみ8400円」です。
「電子版のみ8400円」があることによって、人の意識は4200円の新聞版の比較から、
「電子版のみ8400円」と「新聞紙+電子版8400円」に意識が映る。
そして、無意識にその2つで比較を始めることになる。どう考えても、「新聞紙+電子版8400円」の方がお得やん。ってなる。
よって、本来であれば、4200円の新聞で用途が足りている人も8400円の電子版も見れるものを購入する人が多くなるというロジックになるのです。
いわゆる、「おとりの選択肢」というものですね。
例1の場合だと、「電子版のみ 8400円」がおとりの選択肢
例2の場合だと、「無料の朝食がつかないローマの旅行」
これがおとりの選択肢になるわけです。
イメージしやすいように図にしてみるとこんな感じになるかと。

ローマのプランを売りたかったんだと思います。
だから敢えて、”朝食なしのローマ”のプランをおとりの選択肢として付け加えて、何気なく”朝食のついているローマ”に誘導する。
敢えて、比較がしやすいようにおとりの選択肢を作ってあげて、判断の後押しをしてあげる、というものですね。
自分の意志で物事を決めるってなんだろう(次回予告)
自分の意志で決断をする。
今の時代では当たり前なことで、普通なことだと思います。
でも。
実は、自分の意志で決めたこと、と思っていることが「実は他の人の恣意的な意図によってコントロールされている」なんて考えると怖くもあり、楽しくもなってきますよね。
次回はさらに非合理的な判断をしてしまうロジックみたいなことろに切り込んで行ければ良いなと思います。
今回のまとめです。
これをコピペしてSNSとかでシェアすると良いと思います。(笑)
- 人間は相対的に物事を判断している。
- おとりの選択肢というものを用意することで選択を誘導することができる。→人の選択は合理的にしているように思えるが、非合理的な選択をしていることも多い。
次回は、「アンカー」という考え方を使って、さらに非合理的な判断をしている人間について
勉強していきたいと思います。
どんどん濃くなっていく……
お楽しみに!!
To be Cotinue…
この記事は知識が得られるタイプの記事です!!
「Webマーケ」などの基礎になっている「行動経済学」についての学びを共有しようと思っていますので是非ご覧ください!!
※この記事は約7分くらいで読めます